【知らなかった】ポアントからの降り方2パターン(とポイント
こんばんは!
ここ最近忙しくて汚部屋/適当食生活になってたのですが、
今日は天気もいいので大量に洗濯、念入りに掃除、きちんとご飯してすっきりしました。
丁寧に生活するのはやっぱり大事ですね。
さて、今週からレッスンが再開してひっさしぶりに先生からご指導いただいています。
まだお休みしている生徒さんも多くていつもより少人数でゆっくりです。
それにしても、マスクしながらのレッスンがこれほど苦しいとは😂
今日は久しぶりのレッスンで教えて頂いたポアントの話です。
だいぶ前に、ポアントでのパッセの立ち方の話をしましたが今回は降りる方。
1.ポアントからの降り方は実は2種類ある
自分ではやっているつもりだった「ドゥミを通って降りる」がほぼ出来ていないかったことが、今回のこの話の始まりでした😂
先生:「前(大阪)の教室では”ドゥミ通って降りる”ってやってなかったかな。○○先生(某有名振付家)の踊りをするような教室だったから、(ドゥミ)通らない方で教わってたのだと思うけど、ドゥミ通らない降り方も、通る降り方も両方できた方が良いよ。」
先生、ごめんなさい、私めっちゃドゥミ通って降りてるつもりでしたー!!😂😂
でも、ちゃんとドゥミ通って降りようと思うと全然分からなかったので、やってなかったということが分かりました😅(笑)
それはまあともかく、そもそもポアントの降り方って2種類あるの!?😮
そう、2種類あるんですねー。
どちらもきちんとやってみましたが、うーん、どっちも難しいです(笑)
早速2つ見ていきましょう。
2.①ドゥミを通って降りるパターン
1つ目はおなじみの、ドゥミを通って降りる降り方です。
私が「やっていると思ったのに何ができていないかったのか」はこちら☟
上がったのと同じ順番で戻る(甲から先に降ろさない)
普通のことじゃんと思うと思いますが、ホントによく考えてやると意味が分からなくなるので、やってみてください(笑)
ポアントに上がる時は、
アテールから→踵を上げていく→MP関節は踏んでて甲を上げる(ドゥミ)→MPを伸ばしてポアントになる
という順番です。降りる時は全く同じことを逆順にします。なので、
指を折る(甲は降りない!)→甲を上げたドゥミの状態→踵を下ろしていく→アテール
です。
ポアントのところから、まず甲を下げずに指だけ折るのが意外と難しい。
これまでは、指だけ折るという過程はほぼなしで降りてたんです。
ほぼなしと言いつつ、MP関節を床について踵が上がっている
いわゆるバレエシューズでのルルベの状態は通ってたので、指を折る過程はあったのですが、
ルルベの状態に降りてくるまでの過程の意識がなさ過ぎた感じです。
だから、ポアントから降りる時に「ガクっ」とか「ダン!」と崩れ落ちる感じがありったのだと思います。
そしてこれができやすいかはトゥシューズの種類にもよると思います。
私はゲイナーミンデンを履いてるのですが、ソールの反力が強いので(ビョンって感じ)、この指を折っていく部分は結構難しい。
逆に言えば、ゲイナーで降りる時の指使いができるようになれば指使いが凄い上達したことになるということですね(プラス思考で行きましょう)😂
降りる時の指使いの練習に効果的なエクササイズ
この指使いが出来てるか出来てないかが分かるエクササイズとして、
ポアントに立つ→一瞬だけ指だけ折る(MP関節は浮いたまま)→ポアントに戻す
と言うのをやりました。ポアントで立ってる状態からポアントのヘリ(豚の鼻のヘリと言えばいいのでしょうか)くらいまで降りて戻るの繰り返しです。
見た感じは、つま先だけ「カク、カク」とさせる感じです。
これホントに、全くスムーズにいかなかった。苦手発見!
下の動画では、MP関節が床につく前の状態から指がしっかり折られて行っているのがよく分かります。
3.②ドゥミを通らずに降りるパターン
冒頭の先生の言葉「ドゥミを通らないやり方で今まで習ってきたのかな」
→いえ、この降り方はやってなかったですw
文字での説明が難しいのですが、どんな感じかと言うと、
ポアント→ポアントしている足のアーチ/指の伸びを保ったまま踵を下ろしていく→床に付ける
(床につくまでの間、指はほとんど折れない)
MP関節が床についたルルベを通らないのがポイントです。
ポアントした時の足の状態をなるべく保とうとしながら降りるので、そーーっとじゃないと降りれません。
踊りでこの降り方をするには、かなりテクニシャンじゃないと難しいそうです。
確かに身体の感覚的にはこちらの方が難しいのですが、ゲイナーの場合はソールのしなりがあるのでアーチを保つ部分はまだやりやすいです。
4.さいごに&プリエなしで降りる時のポイント
いかがでしたでしょうか。
これまで真面目に降りたことなかったんだなーと実感したレッスンでした😂
最後に、今回はプリエしないで真っすぐ降りてくる練習をしたのですが、その際に感じたどちらのパターンの降り方にも共通のポイントを簡単に整理して終わります。
・膝(鵞足)を伸ばしたまま
・背の高さは変えないつもりで降りる
・ハムストリングスを使うのを意識する
ちゃんとできると内ももがピキピキきます!
余談ですが、最近やっとハムストリングスの筋肉の感覚が分かってきました。
今度ハムストリングスを感じるエクササイズもどこかでご紹介します。
それでは!あとちょっとですが良い日曜日を!