つま先の伸ばし方② ~鍵足にするのはアラベスクだけ~
こんばんは!今回はつま先に関するお話、第2弾です。
プロフィールにも書きましたが、
大阪でバレエをしていた時には人数が多いせいもあってか
個別に注意を受ける機会が少なく、
いつの間にか色いろ間違ったクセがついてしまったようです。
今日、書こうと思っているつま先の伸ばし方も
個人的なクセの話です。
なので「そんなの当たり前でしょ」と思われる方が多いかと思いますが、
書いていきましょう!
1.つま先は真っすぐ伸ばす
今日のつま先の話は、「つま先の方向」の話になります。
つま先の方向は大きく、
「真っすぐ」「鎌足」「カギ足」の分類に分けられますね。
基本的には、つま先を「真っすぐ」の方向に伸ばすことが求められます。
(「基本的には」としたの理由は後ほど書きます)
それぞれ写真のような足です。(あぁ真っすぐが難しい)
話は少しそれますが、
バレエはつま先以外でも、「真っすぐ」が肝になることが多いなと思います。
これはプリエの話を書くときに詳しく書く予定です。
2.鎌足(かまあし)
鎌足は前(大阪)のバレエ教室でも、よく注意されていました。
足首から内側(親指の方)に向いている状態のことです。
捻挫する時の方向に足がねじれている状態ですね。
パッセ(ルチレ)やクッペの時に、なりがちです。
3.カギ足
「バナナ足」や「逆鎌足」と言う人も居るようですね。
これは足首から外側(小指の方)に向いている状態のことです。
私個人としては、カギ足になりがちというクセがあります。
カギ足がバレエとして正しいつま先の方向だと思ってたのです。
(カギ足!と注意されたときに、「カギ足って何?」と一瞬考えましたw)
カギ足が正しい方向だと思っていたのには理由があります。
これです!
そう!アラベスク!
冒頭で
基本的には、つま先を「真っすぐ」の方向に伸ばすことが求められます。
と記載しました。
「基本的に」と書いたのは、アラベスク(デリエール)だけは
少しカギ足にする方が綺麗だからです。
でもアラベスクだけなんですね、
ドゥバン(前)とアラセゴン(横)の時は、つま先は「真っすぐ」が正しいです。
全部の方向でカギ足気味になっている私は、ポアントで立った時も
カギ足の方向に(軸足をカギ足にして)立ってしまっています。
カギ足の方向に立つと、強く立ちにくいというデメリットがあります。
足回り(甲や土踏まず側)を押されると、すぐにグラついてしまうのです。
カギ足が正しい方向と思われている方は、要注意です!
まとめ
今回はつま先の伸ばし方と言いつつ、つま先の方向についてでした。
ここまでの話をまとめると、
・つま先の方向は真っすぐ
・アラベスクの時だけは少しだけカギ足の方が綺麗
・ポアントで立った時の足の方向(軸足のつま先)も真っすぐ
です。
何が難しいかというと、今まで「これが真っすぐ」と思っていた感覚が
真っすぐじゃなかったので、真っすぐの感覚を作り直さないとだめな点ですね。
ドゥバンとアラセゴンの時はまだ、
「あれ、これ真っすぐ?違う気がする。どっちの方向に直せばよいんだっけ。。」
と考えてしまいます。(*_*)
これも訓練ですね。
家でも練習できるので、しばらく意識して特訓です!
それでは!