大人から始めるバレエライフ

大人(大学生)からバレエに目覚めたOLによる、バレエの気づきを共有するブログです♪

膝は押し込まないでねじり上げる

こんばんは!
プリエは
バレエの基本的な動作であるにも関わらず
習得がなかなか難しい動きです。
恥ずかしながら、「プリエは難しい」
という意味すら10年以上やってて
最近まで分かりませんでした。。
プリエに関しては
色々書くことがありますが、
今日は1つだけ書こうと思います。

それは、膝は押し込まないでねじり上げる
ということです。

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1.ラジオ体操の屈伸運動

プリエの何が難しいって、
色いろ要点があるのですが
今回は「膝を伸ばす時」の話です。

ラジオ体操の屈伸運動は、
膝を曲げ伸ばしするだけです。

これと同じ感じでプリエすると
大間違いなのです。

ラジオ体操の屈伸運動は、
膝を曲げてしゃがみ込み、
下のイラストの様に
膝を後ろに押し込む感じで伸ばしますよね。

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前までは、プリエした時に屈伸運動と
同じような感じで膝を伸ばしていました。
1番や5番のときは、膝が外を向いているので
身体の中心、おへそ側に
膝を押し込む感じになりますね。

こうすると、

・アンディオールのためのプリエにならない

・内ももが使えていない

・膝を伸ばせない状態になる

・お尻が出がちになる

という弊害があります。

アンディオールのためのプリエにならない

アンディオールは、超簡単に言えば、
身体を外側に回すことですよね。
そう考えると、膝を伸ばす時に普通に伸ばすと
別に外旋した動きにはなってないですよね。

内ももが使えていない

屈伸運動の時はどちらかというと、
前腿を使いませんか。
またもともと、屈伸運動の目的は
膝の曲げ伸ばしをしやすくする運動なので、
内ももを使うという作用は
あまりないのではないかと思います。

膝を伸ばせない状態になる

「膝を伸ばす」にはいくつか
やることがあると思っていますが、
膝の皿を持ち上げることもその一つです。
一度試してみると分かるのですが、
膝が押し込まれた状態では
膝の皿を持ち上げようと思うとしても
出来ないのです。
膝を押し込んで膝を伸ばしたつもりで、
膝が伸びて見えない膝の伸び方になってしまっているのです。

お尻が出がちになる

十分にアンディオール出来ていない状態で、
1番や5番で膝を押し込む
(体の中心に向かって押し込む)と、
膝が真横ではなくて少し前を向いている状態で
膝を押し込むので若干お尻側に押し込む形になります

そうすると、お尻は容易に出てしまいます。

 2.膝はねじり上げる

プリエのアンディオールはこちらの画像の様に、
外向きにぐるぐる回るような感じです。

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引き上げる

膝を伸ばす時も、外にぐるりと回るイメージで
引き上げてください。
膝を伸ばすというよりも外に回しながら
引き上げるというイメージでやります。

膝裏の位置

また、「膝裏」は膝の真裏ではなくて

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この緑の丸の辺りを伸ばす・回すという
意識を持つとより分かりやすいと思います。

膝の内側のぼこっと出っ張っている
筋肉の部分です。

 

この膝裏の位置は、
プリエだけでなくアラベスク
上げている足の膝裏を伸ばす際にも
役立つのでぜひ覚えてください。

 

日曜日ももう終わりですね。

それでは!