大人から始めるバレエライフ

大人(大学生)からバレエに目覚めたOLによる、バレエの気づきを共有するブログです♪

【オンラインレッスンレポート】Hearts for Artists 厚地康雄の英国スタイル・バレエクラス①

おはようございます!
緊急事態宣言が解除されて、今月からお教室のレッスンが
再開しだしたところも多いようですね♪
素直に嬉しいですが、個人的にはまだまだ警戒中です。
皆さまもご自愛ください。
さて、先週末は5週目ということもあってレッスンがなかったので、
教室のオンラインレッスンではないレッスンを受けてみました。

ヒューストンバレエの加治屋百合子さんを中心として
活動されているプロジェクトです。
残念ながら加治屋さんのレッスンは受けられなかったのですが、
日曜日に開催されたバーミンガム・ロイヤルバレエの
厚地康雄さんのレッスンを受講しました✨
オンラインレッスンって教える側はなかなか難しいと思いますし、
受ける側としてもなかなか「満足!」ってなりにくいと思うのですが、
今回はほんっとうに素晴らしかったです!!
自分の記録としてぜひとも残して置きたい!!(笑)
バレエチャンネルさんから苦情がきたりしないのかしらとちょっと不安ではありますが😅

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https://balletchannel.jp/8054

1.Hearts for Artistsと厚地康雄先生

Hearts for Artists

詳細についてはバレエチャンネルをご参照ください!
引き続きレッスンがあると思うので要チェックですね。
このプロジェクトで集まった受講料は舞台関係者・アーティストの活動資金を
助成するための公益基金《舞台芸術を未来に繋ぐ基金》に寄付されます。

balletchannel.jp

厚地康夫さん

厚地さんはバーミンガム・ロイヤルバレエ初の日本人男性プリンシパルです。
チャコットで2017年の昇進の際の記事が掲載されていますね。
過去には英国ロイヤルバレエアカデミーにも留学していらっしゃり、
新国立劇場でも活躍されていました。

www.chacott-jp.com

2.レッスンで教わったポイント

レッスンはバーとセンターを少しという構成でした。
厚地さんのレッスンの何が素晴らしかったというと、説明がとっても詳しかった点です。
私は厚地さんのレッスンを受けるのは初めてだったのですが、
ご本人が「いつも説明が長くてすみません」と仰っていたので
ワークショップなどでもとても詳しく説明してくださるんでしょう。
加治屋さんもレッスンの初めに話されていましたが、
ルックスも中身もThe王子様‼ですね(あんまり詳しく存じ上げませんがw)✨
ということで、レッスンで教えて頂いたポイントを書いていきます。
(自分のために記録しておきたい!w)
ちょっとあり過ぎて長くなるか、途中で疲れて割愛するかもです😂

肩の下げ方

肩を下げるには「肩甲骨のあたりを5~10%くらい意識する感じ」ということでした。
「肩を下げようと頑張りすぎると身体が固まるので少し意識するくらいがちょうどいいよ」ということでした。
厚地先生はこのようによく「~%」や「~度」のように具体的な数字で
説明してくださいました。イメージしやすいですよね。
これは始めのウォームアップでの上半身のストレッチに対する注意だったのですが、
「初めに上半身のストレッチが良く出来ていると後のアラベスクなどがやりやすくなるよ」ということでした。

4番のグランプリエはやらないのが英国流

イギリスでは4番のグランプリエは身体に悪いという考え方なので、
プリエのエクササイズで4番はグランプリエしないそうです😮
個人的に4番のグランプリってどのポジションより難しくない?
と最近思ってたのでちょっと「おぉ~」となりました(笑)

タンジュに出す位置

1番のタンジュの際にあった、足をどの位置に出すかという注意です。
1番だけでなくて5番になっても同じですね。
ドゥバン:軸足のつま先と踵の間辺りにつま先が来る位置
アラセゴン:軸足のつま先から横に伸ばした延長線上の位置(真横ではないという意味)
デリエール:軸足の踵の位置につま先が来る位置
(あくまで英国流だそうなので、これが絶対という訳ではないそうです)
タンジュを出す位置は自粛中に悩んでたポイントだったので、聞けて良かった~!となりました✨

アームス(上半身)を気を付ける流れ

アームスに関する注意点もかなりありました!
全部貴重なお話だったのですが、ホントに多すぎて書ききれる気がしない😂
ということでアームスのすべての注意点の元になっているこの点だけ書いておきたいと思います。
アームスというか上半身で気を付ける流れは、
お腹から始まり次は肩甲骨になります。肩甲骨は1つ目に書いたやつですね。
次に肘で最後に手先です。
どういうことかというと例えば、アンナバンからアンオに上げる時に、
手先が上に行くから手が上がるのではなくて肩甲骨→肘と意識して、
肘が上がるから手が上がるという感じだそうです(説明が難しい)。

アンオの位置

続いてアームスをもう一つ。
アンオの際は手を真横の位置に置くのではなく、手が視界に少し入るくらい前目にするのが英国流だそうです。
そうすると綺麗な○と肩甲骨が保てるそうです。

アンデベロッペとは

デベロッペとアンデベロッペの説明両方していただきました。
デベロッペは「to develop」発展させるという意味があるそうです。
アームスと同じく足を意識する順番もあり、その話と繋がっているのですが、
デベロッペはクッペから内もも、膝、足先と発展させる感じだそうです。
対してアンデベロッペはデベロッペの逆という意味での「un」かと思いきや(そう思ってた)、
「envelope(封筒)」という意味だそうです!(ほんとか!←失礼😂)
ということで、ジュッテからクッペまでで手紙を封筒に入れて、クッペから5番に入れるところで封を閉じる!
封をきちんと閉じるために5番にきちんと入れる、がポイントです。
こういわれると注意しやすくて良かったです、感動でした!

滑らかに見せるのではなく滑らかに見えるだけ

少し早いジュッテだったのですが、ここで厚地先生からの注意がこれでした!
滑らかに見せようとすると色んなトラブルが起きるので、皆さんの仕事は正しいポジションで動くこと、ということでした。
プロも滑らかに見せようとして動いているわけではないことに驚きました😮

はぁ、疲れてきたぞ(笑)

ロンドゥジャンプのクッペから足を振り上げるやつ

なんていうんですかこれ(笑)
前クッペから足を振り上げて後ろに足を持って行くやつです😂
これ、イギリスではクッペではなくアチチュ―ドからするそうです。
そうすると内ももが感じやすいそうです💡

アラベスクは飛行機の離陸をイメージ

ロイヤルバレエアカデミーではアラベスクを「飛行機の離陸のように」と教わるそうです。
つまりは頭の角度が重要なんですね。
手、足、頭、軸で引っ張り合います。

次回予告

そろそろ時間が危ういので一旦これで!笑
まさか1回で書けないとは..
残りは次回必ず書きます✍
それではー!