大人から始めるバレエライフ

大人(大学生)からバレエに目覚めたOLによる、バレエの気づきを共有するブログです♪

【なんか違うぞプリエ】~第2弾~膝裏の腱はちゃんと出ますか?

 こんばんは!
もう4月も後半ですね。
家で過ごすグッズがかなり充実してきました😂
音とかが気になって遂にリノまで揃えました。
経済は確実に回っていると思うのです(笑)

さて、オンラインレッスンや
レッスン動画で自習する日々ですが、
最近は自分の身体を触ったり感覚を感じて
じっくり立つことだけや
レーニングだけをしたりします。
そんな中、プリエをじっくりしてあることを
解明しましたのでご紹介します。

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 1.膝の裏の腱が出ない

皆さん、プリエした時に
膝の裏の腱がちゃんと出ますか?
特に膝の外側の腱。ここです☟

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先生に「プリエが根本的に違う」
と言われていましたが、
見て・触って分かる違いがここ!

私、全然出なかったんですよね。
ということで、どうやったら出るのか
研究してみました。

2.膝裏の解剖学

膝裏の外側の腱はハムストリングスの1つ
大腿二頭筋につながる腱です。

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そして内側の腱は同じくハムストリングス
半膜様筋と半腱様筋につながる腱です。

 

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後ろから見るとこんな感じですね。

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さらに、膝裏の深層の筋肉をみると

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 大内転筋もありますね。
これらの筋肉は坐骨あたりから
膝裏を通って脛の骨に付いています。

船戸和弥のホームページ(相互リンク)より図を引用

3.膝裏の腱が出ていないとダメな理由

プリエの時に膝裏の腱が出ていないと駄目な理由は、
それが床に対して垂直に均等に力がかかった
プリエが出来ていない(ねじれてる)証拠だからです。

プリエはこの写真の真ん中の様に、
足裏全体で均等に床が押され、
骨盤と膝も床に対して垂直に
なっているのが正しいです。

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 【第6回】アンデオールのすすめ~前編~|チャコットから図を引用

膝裏の腱は前の章で見たように
腿の裏のハムストリングスから

膝裏の左右に伸びているので、
上の写真の左側や右側のように
床に対して傾いた状態で膝を曲げると
腿の裏の左右どちらかの筋肉が緊張せず
均等に腱が出てこないのです。
(実際には内側の腱は外側の腱ほど
分かりやすく出てこないので触った感じで
均等かどうかは分かりにくいのですが)

 

パリオペラ座のアンドレ・クレムのプリエは
膝の左右の筋がきちんと出てるのが見えますね。
さすが。。

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4.さいごにと次回

プリエの際に膝裏の腱が出ていないのは

床に対して垂直に均等に圧をかけた
プリエが出来ておらず、
ハムストリングの働きが偏っていることで

左右の腱が均等に緊張しないから。

ということで、
膝の腱が出ないダメな理由も
膝の腱がなぜ出ないのかも理論が分かりました。
あとはどうすればハムストリングス
均等に使ってプリエができるか
ひたすら考えて試すだけです。

ということで、ひたすら試してみた結果、
どこを変えれば外側の腱が出たのかは
次回の記事で書こうと思います。

ここまでで以外に長くなってしまったので😅

こちらの記事で書いたことも今回の話と
繋がる部分があるので参考にしてみてください☟

自分の脚のねじれについて考える - 大人から始めるバレエライフ

 

それでは、筋トレします!